ニードル脱毛を検討するうえで気になるのが、何回通えば脱毛を終えられるのかという点ではないでしょうか。

本記事では「何回施術を受ければいいのか」と疑問に思っている方に向けて、回数の目安と個人差が生じる理由を解説します。

あわせてレーザー脱毛では対応しにくい白髪への対応や、眉毛やVIOなど特定の部位への施術方法についても紹介します。

自分の毛質や希望する仕上がりに合った施術計画を検討する際の参考にしてください。

ニードル脱毛は何回で終わる?施術回数の目安

ニードル脱毛をしているところ

ニードル脱毛は毛穴に針を挿入して1本ずつ毛根を処理していくため、毛の色に左右されにくく、1本単位で施術できる方法です。

ただし施術の対象になるのは現在表面に見えている毛に限られ、1回の施術ではすべての毛根の処理を終えられないケースがあります。

ここでは、ニードル脱毛で満足できる変化を得るまでに何回の施術が必要になるのか、毛周期との関係や効率的な進め方を交えて詳しく解説します。

施術回数の目安と毛周期の関係

人間の毛には「成長期」「退行期」「休止期」と呼ばれる一定の生え変わりサイクル(毛周期)が存在します。

ニードル脱毛が十分な効果を発揮するのは、皮膚からおおむね3mm以上露出しており、毛根組織としっかり繋がっている「成長期」の毛です。

肌の表面に出ている成長期の毛は全体の15〜20%程度といわれており、1回の施術で処理できる毛根の数はどうしても限られます。

そのため、毛の生え方や施術部位などを踏まえて間隔を空けながら、複数回に分けて施術を受けることが一般的です。

3回から5回あたりで毛量の変化を感じ始め、8回を超えると「ほとんど毛が気にならなくなった」と感じる方が多い傾向にあります。

なお、必要な回数については個人差が大きいため、希望する仕上がりや現在の毛量を踏まえて専門の医師や看護師に相談しましょう。

レーザー脱毛の仕上げなら1回で変化を感じるケースもある

すでに医療レーザー脱毛や光脱毛を受けており、全体的な毛量は減ったものの「数本だけ太い毛が残ってしまった」「白髪やうぶ毛だけが照射に反応しなかった」という方は、ニードル脱毛との併用が非常に効果的です。

広範囲の減毛がすでに完了している状態であれば、1回の施術でも変化を実感できることがあります。

「まずは広範囲をレーザー脱毛で減らし、最後に残った毛やレーザーが苦手とする毛だけをニードル脱毛で仕上げる」という組み合わせは、施術回数を抑える方法のひとつです。

ニードル脱毛の施術回数が変わる主な要因

ニードル脱毛をしているところ

ニードル脱毛に必要な施術回数は一律ではなく、施術する部位や毛の状態などによって個人差があります。

そのため、何回で終わるかを考える際は、回数の目安だけでなく、自身の施術範囲や毛の特徴も確認することが大切です。

ここからは施術回数を左右する3つの要因について、それぞれ詳しくみていきましょう。

施術部位による違い

眉周りのように限られた範囲を整える場合と、広い範囲の毛を処理する場合では、施術対象となる毛穴の本数に差があります。

範囲が広いほど処理する毛の本数も増えるため、すべての毛根にアプローチするために必要な施術回数は増える傾向にあります。

また、VIOのように毛が太く密集している部位を理想の状態に近づけたい場合は、処理する本数が多いため複数回の施術を要することも多いです。

ニードル脱毛の回数を検討する際は、部位だけで判断せず、どの範囲まで脱毛したいのかを明確にしておくことが重要です。

毛質・毛量による違い

施術部位や範囲が同じでも、毛の太さや量には個人差があるため、施術が何回必要かもそれに応じて変わります。

毛が細く量も少ない方であれば、比較的少ない回数の施術で自己処理が楽になったと感じるケースも多いです。

反対に毛が太く量が多い場合は、処理する本数が増えるため、脱毛が完了するまでに複数回の施術が必要になることがあります。

カウンセリング時には、自身の毛質・毛量を確認してもらい、施術が何回必要かの目安を確認しておきましょう。

レーザー脱毛の経験有無による違い

すでにレーザー脱毛を何回か受けたことがある方は、全体的な毛量が減っているケースが多く、ニードル脱毛の回数を抑えられる可能性があります。

一方でレーザー脱毛の経験がない方は、処理すべき毛の本数が多くなる分、広範囲の施術に回数がかかる場合があります。

そのため広範囲の脱毛を検討している場合は、先にレーザー脱毛で全体の毛量を減らしてから進める方法も選択肢の1つです。

過去の施術歴によってニードル脱毛の進め方は変わるため、これまで受けた脱毛の種類や回数、現在の毛量なども施術計画を立てる際の参考になります。

ニードル脱毛はなぜ白髪にも対応できる?

ニードル脱毛をしているところ

医療脱毛には主にレーザー脱毛とニードル脱毛の2種類があり、毛を処理する仕組みが異なります。

なかでも白髪については、レーザー脱毛では反応しにくい一方、ニードル脱毛は毛の色に左右されにくいため対応が可能です。

レーザー脱毛が白髪に対応しにくい理由

レーザー脱毛は、毛に含まれるメラニン色素にレーザーの光を吸収させ、その熱で毛根組織にダメージを与える仕組みです。

白髪は加齢などの影響でメラニン色素を作る働きが弱まった状態のため、色素そのものがほとんど含まれていません。

その結果、レーザーの光が毛に反応せず、十分な熱を発生させられないため、脱毛効果が見込みにくくなります。

これは出力を強めれば解決するというわけではなく、レーザーが色素に反応して熱を生む原理そのものに起因しているため、避けることは難しいです。

ニードル脱毛がメラニン色素に左右されない理由

ニードル脱毛は、毛の色に反応させるのではなく、毛穴そのものに極細の針を挿入し電流の熱によって毛根を処理する施術です。

そのためメラニン色素の少ない白髪であっても、黒い毛と同じように毛根へアプローチできます。

色素の有無で効果が左右されにくいという点は、ニードル脱毛の持つ最大の強みといえるでしょう。

金髪や産毛など、レーザーが反応しにくいとされる毛質に対応しやすいのも、この仕組みがあるからこそです。

眉毛・VIOなどデザイン調整が必要な部位での考え方

眉毛にニードル脱毛をしているところ

眉毛やVIOは、毛をすべてなくすというより、好みの形に整えたいというニーズが強い部位です。

細かなディテールにこだわりたい部位だからこそ、1本単位で処理できるニードル脱毛が選択肢となります。

ここでは2つの部位での考え方と、レーザー脱毛と組み合わせる場合の効率的な進め方について解説します。

眉毛のニードル脱毛が向いている理由

眉毛は毛の生えている向きや密度が場所によって異なり、細かい調整が求められる部位です。

ニードル脱毛は毛を1本ずつ処理できるため、理想の形に細かく調整することが可能です。

アートメイクをしている場合でも、眉の輪郭の際の毛だけをピンポイントで処理できるので、レーザー脱毛より対応しやすいです。

範囲が狭く本数も少なければ、施術時間は数分から10分程度と短く、通院の負担も抑えられます。

理想の眉の形が決まっている方や、左右差が気になる方には、1本単位で調整しやすいニードル脱毛が有効な選択肢となります。

VIOなど毛量・毛質の差が出やすい部位での考え方

VIOは毛量や毛の太さ、生える向きに個人差が大きく、希望する仕上がりも人によって異なる部位です。

すべての毛をなくすか、自然な形を残すかによって、処理すべき毛の本数や範囲も変わります。

ニードル脱毛なら1本ずつ処理する毛を選べるため、毛を間引いて量だけを減らすといった調整にも対応できます。

残す毛と処理する毛を分けられる点は、デザインを重視したVIO脱毛では大きなメリットです。

希望する形をカウンセリングで具体的に共有しておくと、イメージに近い仕上がりを目指しやすくなります。

レーザー脱毛の仕上げとして使うケース

広範囲のVIOをレーザー脱毛で処理したあと、残った毛だけをニードル脱毛で仕上げる方法もあります。

VIOは部位によって形状が異なるため、照射範囲や条件によっては毛が残ってしまうケースがあります。

こうした毛を1本ずつ処理できる点が、ニードル脱毛の強みです。

眉毛のデザイン調整と同様に、残したい毛と処理したい毛を細かく分けたい場合にも、ニードル脱毛は有効な選択肢です。

レーザー脱毛後に残った毛が気になる場合は、仕上げとしてニードル脱毛を組み合わせる方法も検討してみましょう。

ニードル脱毛が向いている人・メリット

笑っている女性

脱毛方法にはそれぞれ得意分野があり、自分の悩みと合っているかどうかで施術方法の選び方も変わります。

ここではニードル脱毛が向いている人の特徴と、この施術方法ならではのメリットについて紹介します。

レーザー脱毛で効果を得にくい毛に悩む方

白髪や金髪、産毛のようにメラニン色素が少ない毛は、レーザー脱毛では十分な効果を得にくい場合があります。

日焼け肌やほくろ、あざの上に生えた毛も、レーザーの熱が肌の色に反応してしまうため照射を避けるのが一般的です。

こうした毛に悩んでいる方でも、色素に左右されないニードル脱毛であれば処理の対象になります。

過去にレーザー脱毛を受けたものの、処理しきれずに残っている毛がある方にも有効な選択肢のひとつになります。

気になる箇所だけを確実に処理したい方

眉毛や乳輪まわりなど、狭い範囲の毛を1本単位で調整したいという方にもニードル脱毛は向いています。

レーザー脱毛や光脱毛などの施術後に毛が太くなる「硬毛化」が起きた場合も、その部分だけをピンポイントで処理できます。

特定の毛だけを選んで処理したいという要望に対応しやすい点が、ニードル脱毛の特徴です。

まとめ|ニードル脱毛の回数は毛質や部位によって異なる

ニードル脱毛が何回で終わるかには個人差がありますが、毛量が多く範囲が広いほど施術回数は増える傾向にあります。

処理する本数が少ない部分的な施術では1回で希望する範囲を処理できる場合がある一方、広範囲の施術では複数回の施術が必要になることがあります。

また、レーザー脱毛では反応しにくい白髪なども施術の対象にできるほか、眉毛やVIOの形・毛量を細かく調整したい場合にも選択肢となります。

何回の施術が必要か、どのような進め方が合っているかは、カウンセリングで希望する仕上がりを伝えたうえで確認しましょう。