オンダリフトとチタニウムリフトは、どちらも美容クリニックで人気の高い施術ですが、使用するエネルギーやアプローチ方法には違いがあります。

「自分の悩みにはどちらが合うのか」「同時に施術を受けることはできるのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、オンダリフトとチタニウムリフトの違いや特徴、期待できる効果を比較しながら解説します。

オンダリフトとチタニウムリフトの違いを比較表で解説

天秤

オンダリフトとチタニウムリフトは、どちらもたるみやフェイスラインの悩みに用いられる施術ですが、使用するエネルギーやアプローチ方法に違いがあります。

施術選びで後悔しないためには、それぞれの特徴を理解したうえで、自分の悩みに合った方法を選ぶことが大切です。

ここでは、オンダリフトとチタニウムリフトの特徴を比較表で整理し、それぞれの違いについて詳しく解説します。

オンダリフトとチタニウムリフトの比較一覧

下記の表に、オンダリフトとチタニウムリフトの主な項目をまとめました。

項目 オンダリフト チタニウムリフト
使用する技術 マイクロ波(電磁波) 3波長レーザー
アプローチする層 脂肪層・真皮層 真皮層〜筋膜(SMAS)層
ダウンタイム ほぼなし〜数日程度 ほぼなし〜数日程度
痛みの目安 温かさや軽い圧迫感程度 施術部位により多少の刺激感あり
主な施術部位 顎下・頬・腹部など 頬・フェイスライン・首など
施術時間の目安 約30〜60分 約30〜60分

一覧を見ると、使用する技術やアプローチする層など、2つの施術の違いがわかります。

この違いから、得意とする悩みや肌への働きかけ方がそれぞれ異なりますが、どちらもメスを使わずにたるみへアプローチできる施術です。

上記はあくまで一般的な目安であり、クリニックや個人の状態によって異なります。

オンダリフトとチタニウムリフトの大きな違い

2つの施術の最も大きな違いは、「肌のどの層にどのような方法で熱を届けるか」という点にあります。

オンダリフトはマイクロ波を用いて、肌表面に余計なダメージを与えず、狙った脂肪層だけにピンポイントで熱を届けるのが特徴です。

対してチタニウムリフトは、波長の異なる3種類のレーザーを組み合わせ、真皮から筋膜層までアプローチする仕組みです。

そのため、脂肪によるもたつきやフェイスラインのゆるみにはオンダリフト、肌のハリや引き締めを重視するならチタニウムリフトが選ばれる傾向にあります。

どちらが自分に向いているかは肌の状態や悩みによって変わるので、次の章から各施術の特徴を詳しく確認していきましょう。

オンダリフトとは?特徴と期待できる効果

女性の横顔

オンダリフトはメスや糸を使わずにマイクロ波の熱で、主に脂肪層にアプローチする美容医療の施術です。

ここでは、オンダリフトの仕組みや期待できる効果、どのような方に向いているのかを順に解説します。

オンダリフトの特徴と仕組み

オンダリフトは、イタリアのDEKA社が開発した「Coolwaves®(クールウェーブ)」というマイクロ波を照射する施術です。

このマイクロ波が脂肪層に熱を加えることで、脂肪細胞にアプローチし、体外へ排出します。

こうして脂肪のボリュームに働きかけ、同時に真皮層も温めてコラーゲンの生成を促すとされています。

表皮は冷却システムで保護しながら照射するため、肌表面へのダメージを抑えられる点も特徴のひとつです。

オンダリフトで期待できる効果

オンダリフトは、マイクロ波による脂肪減少効果が期待でき、二重あごやフェイスラインのもたつきにアプローチできます。

フェイスラインの引き締めや部分的なボリューム感の改善などを目指すことが可能です。

また、熱刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成が促されるため、肌のキメや小じわといった悩みのケアにもつながると考えられています。

施術後の変化の現れ方には個人差がありますが、数週間から数か月をかけて徐々に変化を実感する方が多いです。

オンダリフトが向いている人

オンダリフトは、脂肪によるもたつきが気になる人に向いている傾向にあります。

また、メスや糸を使う施術に抵抗がある方や、ダウンタイムを抑えたいと考える方にも検討しやすい施術です。

ただし、たるみの原因は脂肪・皮膚のゆるみ・骨格など人によって異なるため、自己判断だけで決めるのは難しいこともあります。

自分の悩みに合うかどうかは、医師のカウンセリングで肌や骨格の状態を確認しながら見極めることが大切です。

チタニウムリフトとは?特徴と期待できる効果

ほおずえをつく女性

オンダリフトがマイクロ波を使うのに対し、チタニウムリフトはレーザーを用いる点が大きな特徴です。

ここからは、チタニウムリフトの仕組みや期待できる効果、どのような方に向いているのかを順番に見ていきましょう。

チタニウムリフトの特徴と仕組み

チタニウムリフトは、3種類の波長のレーザーを同時に照射できる医療機器を使用した施術です。

755nm・810nm・1064nmという波長を組み合わせ、肌の浅い層から深い層まで段階的に熱エネルギーを届ける仕組みです。

浅い波長は表皮のメラニンに、深い波長は筋膜層に働きかけるなど、波長ごとに役割が分かれている点が特徴といえます。

この熱刺激によってコラーゲンの収縮や生成が促され、リフトアップと肌質へのアプローチを一度に狙えるとされています。

チタニウムリフトで期待できる効果

チタニウムリフトでは、引き締めによるリフトアップと、肌のトーンや質感へのアプローチの両面が期待できます。

深い層に届く波長が筋膜にあたるエリアに働きかけることで、フェイスラインのハリ感につながると考えられています。

また浅い層に作用する波長はメラニンに反応するため、くすみやトーンの印象を整える効果も期待できる施術です。

レーザーによるうぶ毛のケアといった副次的な効果が同時に期待できるケースもあり、複数の肌悩みを同時にケアしたい方に選ばれています。

チタニウムリフトが向いている人

チタニウムリフトは、脂肪のもたつきよりも肌そのもののハリや質感が気になる人に向いている傾向にあります。

フェイスラインの引き締めに加えて、くすみやキメの乱れも一緒にケアしたいと考える方に適している施術といえるでしょう。

一方で、肌の色や状態によっては照射の設定に配慮が必要な場合もあるため、注意が必要です。

オンダリフトとチタニウムリフトは同時に施術できる?

クエスチョンマーク

オンダリフトとチタニウムリフトの違いを理解したうえで、「両方を同時に受けたい」と考える方も多いです。

ここからは、同時施術の可否や期待できるメリット、どのようなケースが向いているのかを解説します。

ンダリフトとチタニウムリフトの同時施術は可能な場合がある

オンダリフトはマイクロ波で脂肪層に、チタニウムリフトはレーザーで真皮から筋膜層にと、アプローチするターゲットが分かれています。

作用するポイントが重なりにくいため、組み合わせて受けられる場合があり、両者を併用するメニューを用意するクリニックも見られます。

ただし同時施術ができるかどうかは肌の状態によって変わるため、必ずしも可能であるとは限りません。

同時施術で期待できる相乗効果・メリット

それぞれの得意分野を組み合わせて多角的にアプローチできる点が同時施術の魅力です。

オンダリフトによる脂肪へのアプローチと、チタニウムリフトによるハリ感や肌質へのアプローチを一度に狙えると考えられています。

たとえば、二重あごのもたつきとフェイスラインの皮膚のゆるみが同時に気になる方の場合、両方の悩みへのケアが期待できます。

別々の日に通う手間が省け、施術の機会をまとめやすいという点も、忙しい方にとっては大きなメリットといえるでしょう。

同時施術が向いているケース

同時施術は、脂肪によるもたつきと肌のハリ不足など、脂肪と皮膚、2種類の悩みを持つ方に向いている傾向にあります。

できるだけ少ない通院回数で複数の悩みにアプローチしたい、という希望を持つ方にも適した選択です。

一方、悩みがどちらか一方に絞られている場合は、単独の施術で十分なケースもあります。

オンダリフトとチタニウムリフトを併用する際の注意点

虫眼鏡とノート

同時施術にはメリットがある一方で、受ける前に知っておきたい注意点もいくつかあります。

安心して施術を受けるためにも、肌への配慮や個人差、計画の立て方という3つの観点を確認しておきましょう。

肌状態によっては同時施術が適さない場合もある

同時施術はすべての方が可能なわけではなく、肌の状態によっては見送ったほうがよい場合もあります。

たとえば、施術部位に強い炎症やニキビがあるとき、日焼け直後で肌が敏感になっているときなどは注意が必要です。

2種類の熱エネルギーを一度に加えることになるため、肌への負担を考えて時期をずらすことが推奨されるケースもあります。

妊娠中や持病がある方、体内に金属やペースメーカーを使用している方は、施術自体を受けられないケースもあるので事前にクリニックに確認しましょう。

施術後の効果には個人差がある

美容医療の施術では、同じ内容でも効果の現れ方や持続期間に個人差が出る点を理解しておきましょう。

肌質や脂肪の厚み、骨格、年齢などによって、変化を実感できるまでの期間やその度合いは人それぞれです。

また、施術後に一時的な赤みやほてりが生じる場合があり、その程度も体質によって差が見られます。

「誰でも必ず同じ結果になる」と考えてしまうと、期待と実際の変化との間にギャップが生まれかねませんので、注意しましょう。

施術計画は医師と相談して決めることが重要

オンダリフトとチタニウムリフトのどちらを選ぶか、また併用するかは、最終的に医師との相談で決めることが大切です。

肌や骨格の状態、悩みの原因は一人ひとり異なるため、自分に合うプランはカウンセリングを通して見えてきます。

施術の順番や回数、間隔なども、専門家が状態を確認したうえで提案することで無理のない計画が立てられます。

気になる点や不安があれば、カウンセリングの場で遠慮なく質問しておくと安心して施術に臨めるでしょう。

まずは医師のカウンセリングで、自分の悩みに対して最適な方法をじっくり相談してみることが推奨されます。

なお、オンダリフトとウルセラの違いについて知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

オンダリフトとウルセラの違いは?痛みや効果について徹底比較!

まとめ|オンダリフトとチタニウムリフトの違いは?

オンダリフトとチタニウムリフトは、どちらも切らずにたるみへアプローチできる施術ですが、その仕組みには明確な違いがあります。

どちらが合うか、あるいは同時施術が適しているかは、肌の状態や悩みの原因によって一人ひとり異なるため、自己判断だけで施術を決めてしまうのは避けましょう。

自分にとって最適なプランを見極めるうえで欠かせないのが、医師による丁寧なカウンセリングです。

オンダリフトとチタニウムリフトのどちらを選ぶべきか迷っている方も、まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。