「体重は落ちたのに、顔がやつれて見える」
「お腹の脂肪は減ったが、皮膚がたるんだ気がする」
「せっかく痩せたのに、見た目が思っていたのと違う」

医療ダイエットで結果が出たあとに、こうしたご相談をいただくことがあります。

体重という数字は目標に届いた。でも鏡を見ると、想像していた姿とは違う。これは珍しいことではありません。

結論からお伝えすると、たるみの原因が「残った皮下脂肪」であればオンダリフトが適応になります。一方で、原因が「皮膚そのもののゆるみ」である場合は、別のアプローチが必要です。

この記事では、その見分け方と考え方を整理します。

なぜ痩せた後にたるんで見えるのか

体重が落ちたのに見た目が整わない理由は、大きく3つあります。

① 脂肪が部分的に残っている

体重減少では、どの部位から落ちるかを選べません。全身から少しずつ減っていきます。

そのため、フェイスラインや下腹部など、皮下脂肪が厚い部分だけ残ることがあります。全体が細くなったぶん、残った部分が余計に目立つ。これが「たるんで見える」正体であることは少なくありません。

② 皮膚が縮みきっていない

急な減量では、中身が減っても皮膚の面積がすぐには追いつきません。特に短期間で大きく体重が落ちた場合、皮膚が余った状態になります。

これは脂肪ではなく皮膚の問題なので、脂肪に働く施術では変わりません。

③ 筋肉量が減っている

食事量を減らすと、たんぱく質の摂取量も減ります。運動習慣がなければ、脂肪と一緒に筋肉も落ちていきます。

土台となる筋肉が減ると、輪郭がぼやけた印象になります。これも脂肪の問題ではありません。

オンダリフトが対応できるのは①だけ

オンダリフトは、イタリアDEKA社が開発した医療機器「Onda Pro(オンダプロ)」を用い、2.45GHzのマイクロ波を照射する施術です。狙った部位の皮下脂肪層に熱を届け、脂肪細胞そのものに作用します。

つまり、対応できるのは①の「残った皮下脂肪」です。

②の皮膚のゆるみ、③の筋肉量の低下は、オンダリフトの守備範囲ではありません。ここを混同すると、施術を受けても期待した変化が得られないことになります。

当院では、必要のない施術をお勧めすることはありません。カウンセリングで状態を確認し、オンダリフトが適していない場合はその旨をお伝えします。

自分がどれに当てはまるか

正確には診察が必要ですが、目安になる見方があります。

脂肪が残っている可能性が高い

  • 気になる部分をつまむと、厚みがある
  • 仰向けになっても、その部分のふくらみが残る
  • 体重は落ちたが、その部位のサイズはあまり変わっていない

皮膚のゆるみが主体の可能性が高い

  • つまんでも脂肪の厚みは感じない
  • 皮膚に細かいしわが寄る
  • 短期間で大幅に体重が落ちた

筋肉量の低下が関係している可能性

  • 減量中、運動をほとんどしていなかった
  • たんぱく質の摂取が少なかった
  • 体重は落ちたが、体脂肪率はあまり変わっていない

当院では体組成を測定したうえで判断しています。つまんだ感触だけでは、皮下脂肪か内臓脂肪かの区別もつきません。

減量後、いつオンダリフトを受けるか

体重が落ち着くのを待つ必要はありません。

減量と並行して受けていただけます。むしろ、気になる部位が分かっている場合は、早い段階から部位へのアプローチを始めたほうが、全体の見た目が整いやすくなります。

GLP-1受容体作動薬などによる減量を継続しながら、皮下脂肪が気になる部位にオンダリフトを行う、という組み合わせも可能です。詳しくはGLP-1ダイエット中にオンダリフトは受けられる?でご案内しています。

リバウンドとの関係

食事量を減らして落とした体重は、食事量が戻れば戻りやすい性質があります。脂肪細胞の数そのものが変わるわけではないためです。

一方でオンダリフトは、照射によって脂肪細胞に熱を与え、細胞そのものを減少させます。減った脂肪細胞が再び増えるわけではないため、同じ部位が元の状態に戻りにくいと考えられています。

ただし、残っている脂肪細胞が大きくなれば見た目は変わります。「一度受ければ永久に戻らない」というものではなく、体重管理と組み合わせて維持していくものとお考えください。

リスク・副作用について

施術後には、次のような反応が生じる可能性があります。

治療部位のかゆみ、しびれ、硬化、ほてり、圧痛、発赤、腫れ、熱傷、あざなど。多くは一過性で、数日以内に落ち着きます。まれにしこりや腫れが1〜2か月続く場合があります。長引く場合はご連絡ください。

また、ペースメーカーを使用されている方、妊娠中・授乳中の方は施術をお受けいただけません。

よくある質問

減量が終わってからのほうがいいですか?

待つ必要はありません。減量と並行して受けていただけます。

顔がやつれて見えるのですが、オンダリフトで改善しますか?

やつれて見える原因が残った皮下脂肪であれば適応になりますが、脂肪量が少ない状態でさらに減らすと、かえって印象が変わることがあります。カウンセリングで確認が必要です。

皮膚がたるんでいる場合はどうすればいいですか?

脂肪ではなく皮膚の問題であれば、オンダリフト以外の方法を検討します。状態に応じてご案内します。

体重が戻ったら、施術した部位も元に戻りますか?

減少した脂肪細胞が再び増えるわけではありませんが、残っている脂肪細胞が大きくなれば見た目は変わります。体重管理は必要です。

何回くらい受ければいいですか?

脂肪の量や部位によって異なります。カウンセリングで目安をご案内します。

まとめ

医療ダイエットの後に感じるたるみには、脂肪・皮膚・筋肉という3つの原因があります。オンダリフトが対応できるのは、このうち残った皮下脂肪です。

  • 皮下脂肪が残っている → オンダリフトの適応
  • 皮膚がゆるんでいる → 別のアプローチが必要
  • 筋肉量が減っている → 運動・栄養面からの対応

原因が違えば、必要な対応も変わります。ご自身がどれに当てはまるかは、体組成を確認してみないと分かりません。オンダリフトの詳細はこちら。無料カウンセリングでご相談ください。

 

オンダリフト(未承認医療機器)について

1.施術には、国内未承認医薬品または医療機器を⽤いた施術が含まれます。
2.施術に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
3.同じ効果が得られる国内承認薬・機器が存在する可能性があります。
4.安全性に関する諸外国での情報について、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
5.本施術は自由診療であり保険適応外となります。
6.本施術に関するご連絡先は、本HPの記載のクリニック連絡先と同じです。