GLP-1 ダイエット

GLP-1は、誰もが体内にもつダイエットに有効なホルモンのことで、2型糖尿病の治療薬としても広く使用されています。GLP-1ダイエットでは、錠剤の服用や注射によってGLP-1を摂取することで、食欲の抑制や血糖値のコントロールを行います。また胃の運動を抑える働きもあり、自然に食欲を抑えて無理のないダイエットをサポートします。

GLP-1ダイエットでは以下のような効果が期待できます。

• 自然に食欲が落ちるから少量の食べ物で満足
• 胃腸の動きを抑制し、満腹感が続く
• 脂肪分解を促進
• 血糖値の急上昇を防ぐ
• ゆるやかに太りにくい体質に改善
• リバウンドしにくい
• ストレスなくダイエットできる
• 手軽に自宅で続けられる
• 将来的な疾病予防につながる

当院では、飲み薬（リベルサス）と、ご自身で打つことのできる簡単な注射（マンジャロ・オゼンピック・サクセンダ・ビクトーザ・トルリシティ）の5種を取り扱っています。カウンセリングを通じてお客様に適した薬剤をご提案します。

■錠剤

リベルサス（セマグルチド）

リベルサスは、世界で初めてのGLP-1の飲み薬です。１日に1回、朝に1錠服用していただきます。注射に抵抗がある方におすすめです。効果に耐性がつきにくいのも特徴です。

■注射

マンジャロ（チルゼパチド）

１週間に1回の皮下注射です。週に1回の注射で良いので手間が少なく、副作用が他の薬剤に比べて出にくいと言われています。

オゼンピック（セマグルチド）

１週間に1回の皮下注射です。オゼンピックは、リベルサスと全く同じ成分ですが、飲み薬に比べて注射の方が薬剤の吸収効率が良く、効果がでやすいです。また、週に1回の注射で良いので手間が少なく続けやすいです。

サクセンダ（リラグルチド）

1日1回の皮下注射です。毎日打つ注射なので、副作用が出た場合や、はずせない会食がある場合など、休薬しやすく調節性が良いのが特徴です。

ビクトーザ（リラグルチド）

１日1回の皮下注射です。ビクトーザは、サクセンダと全く同じ成分ですが、最小メモリが小さいため、より調節性に優れています。副作用や効果が強く出やすい人におすすめです。

トルリシティ（デュラグルチド）

１週間に1回の皮下注射です。週に1回の注射で良いので手間が少なく、副作用が他の薬剤に比べて出にくいと言われています。

治療初期には便秘や吐き気、下痢などの副作用が現れるケースがありますが、毎日継続することで徐々に症状が軽くなることが報告され、ダウンタイムなどが少ないことも特徴です。
※副作用や症状の改善には個人差があります。

カウンセリングで既往歴や現在の健康状態、食生活、運動習慣などをおうかがいします。GLP-1ダイエットが適しているかどうかドクターが診察を行い、注意事項などの説明をいたします。

患者さまの健康状態に問題がなければ、ドクターの指導のもと服用あるいはご自身で注射をしていただきます。

効果のでかたや副作用に不安がある方は1週間毎の処方も可能です。
来院が難しい方でも、オンラインにて副作用や症状の問い合わせや、ご相談を随時受け付けておりますのでご安心ください。

ご自宅で患者さまご自身で定期的に服用あるいは注射します。
薬剤の変更や併用など、効果に合わせて処方をご提案いたしますので、いつでもご相談ください。

GLP-1はオンライン診療を通じ、処方まで来院不要で完結することが可能です。

ZOOMや電話を利用した診察で、処方に至った場合はそのままオンラインで決済し、内服薬などをご自宅へ配送いたします。
オンラインでの診察をご希望の場合は下記より予約へお進みいただき、「オンライン診療を予約しますか」の問いへ「はい」を選択して予約してください。

オンライン診療予約

１．承認：日本では糖尿病の治療として認められている薬です。GLP-1ダイエットはアメリカのFDA(食品医薬品局)や韓国の食品医薬品安全処、欧州連合加盟28ヶ国で肥満症の適応で承認を取得している薬です。
２．入手経路：治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
３．諸外国における安全性等の情報：重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
４．本施術は自由診療であり保険適応外となります。
５．本施術に関するご連絡先は、本HPの記載のクリニック連絡先と同じです。

GLP-1のリスク・副作用など
・治療初期に胃部不快感、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、倦怠感といった症状が出ることがあります。
・治療を続けていくことで、症状が軽減されていきます。ただし、副作用が強い場合は医師にご相談ください。

GLP-1の注意事項など
・ご自身での皮下注射を行う場合、指導時の使用方法を守って治療を行ってください。
・自己注射により、稀に内出血などの症状がみられることがありますが、数日で落ち着きます。
・糖尿病治療中の方は治療薬の内容により、GLP-1療法を受けられない場合があります。
・その他、甲状腺疾患、膵臓疾患、重度の胃腸障害、その他既往によってはGLP-1療法が受けられない場合があります。
・妊娠中、授乳中の方はGLP-1療法を受けられません。
オンライン診察における処方薬の配送手数料について
・配送手数料が別途2,200円（クール便対象の薬剤の場合は3,300円）かかります。

Q.注射を自分で打つのが怖いけど、指導してくれるの？
ご自身で皮下注射を行う場合、ご来院の場合は直接指導を行います。また、オンライン診療の場合は、使用動画をお送りいたします。簡単な手技ですので、誰でも実施可能ですが、ご不明点がございましたらお問い合わせください。針もとても細く痛みはほぼありません。ご来院可能な方は院内で医師や看護師による注射も可能です。注射が苦手な方には、GLP-1の飲み薬（リベルサス）もございます。

Q.自分にはどの薬が向いているの？
上記に簡単に薬剤の特徴を記載しておりますのでご参照ください。さらに詳しく知りたい方や、ご自身でどれを選んだらいいか分からないという方は、ご来院またはオンライン診療にてご相談ください。 GLP-1以外の薬剤も取り扱いがございます。

Q.副作用はないの？
治療初期に胃部不快感、吐き気、嘔吐、便秘、下痢、倦怠感といった消化器症状が出ることがあります。
治療を続けていくことで、症状が軽減されていきます。ただし、副作用が強い場合は医師にご相談ください。
その他、重篤な副作用として、低血糖やアレルギー、急性膵炎など様々なリスクがございます。医療機関で医師指導のもと服薬を継続してください。

Q.依存性はないの？
もともと体内で分泌されているホルモンを補充する治療になりますので、依存性はありません。ご安心ください。

Q.持病があっても受けられるの？妊娠・授乳中でも大丈夫？
糖尿病治療中の方は治療薬の内容により、GLP-1療法を受けられない場合があります。その他、甲状腺疾患、膵臓疾患、重度の胃腸障害、その他既往によってはGLP-1療法が受けられない場合があります。
妊娠中、授乳中の方はGLP-1療法を受けられません。

Q.効果実感を得られるまでどれぐらいかかるの？
食欲抑制効果は当日よりご実感いただけます。体重減少効果は個人差がありますが、1ヶ月で3-5kg程度の減量に成功される方が多いです。

Q.保険は適用できるの？
当院は自由診療であり保険適応外となります。

Q.糖尿病治療と何がちがうの？
糖尿病の治療は血糖値のコントロールが目的となります。糖尿病になっていない方でも、血糖値が乱高下する食生活を行っている人は太りやすく、将来糖尿病になりやすくなります。ダイエットにおける服薬治療では、インスリンにより血糖値を下げることが目的ではなく、食欲中枢に働きかけ食欲を抑制したり、胃の動きをゆるやかにして満腹に感じやすくすることにより、食べ過ぎを抑えたり、口寂しくて無駄に食べることをなくすことで、摂取カロリーを抑えることや、脂肪分解を亢進する作用による減量効果を目的としています。血糖値が安定することで脂肪として溜め込みにくい身体になり、将来の生活習慣病の予防も可能となります。