オンダリフトを検討している方のなかには、「どのくらいの間隔で受ければよいのか」「1週間ごとの施術は可能なのか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

施術の効果を引き出すためには、適切な間隔を守ることや、他の施術との組み合わせ方も重要です。

本記事ではオンダリフトの基本的な作用から、最適な施術間隔・回数に加えて、ハイフやルメッカ、糸リフトとの併用方法まで紹介します。

オンダリフトとは?まず知っておきたい特徴

顔に手を添える女性

オンダリフトは、メスを使わずにたるみ改善や脂肪層へのアプローチを目指せる施術として、美容医療の分野で注目を集めています。

施術間隔や他施術との併用方法を正しく理解するには、まずオンダリフトの仕組みや特徴を押さえておくことが大切です。

ここからは、オンダリフトの基本的な作用や向き不向きについて紹介していきます。

オンダリフトの基本的な仕組み

オンダリフトは、イタリアのDEKA社が開発した医療機器「ONDA PRO(オンダプロ)」を用いることで、2.45GHzのマイクロ波で脂肪層に温熱刺激を届ける施術です。

このマイクロ波は脂肪組織に吸収されやすい特性があるとされており、熱の影響を受けた脂肪細胞は、時間の経過とともに体内の代謝によって排出されると考えられています。

同時に真皮層にも熱が加わり、肌のハリや弾力に関わるコラーゲンの生成促進が期待できる仕組みです。

このように脂肪と肌の両方へ働きかけることで、フェイスラインの変化が期待できる点が、オンダリフトの特徴です。

オンダリフトで期待できる主な作用

オンダリフトは、メインの目的である「脂肪層へのアプローチ」に伴い、副次的な作用として「肌の引き締め」や「肌質の変化」が期待できる施術です。

脂肪層への熱刺激を加え、適切なボリュームケアを行うことで、肌の引き締まり感を得られるケースがあります。

その後、1〜3か月かけて脂肪細胞の排出とコラーゲンの再生が進み、たるみやハリ感の変化が徐々に現れるといわれています。

施術によるすっきりとした状態の維持期間は一般的に半年〜1年程度が目安とされていますが、年齢や肌の状態、生活習慣によって個人差がある点には注意が必要です。

効果の現れ方には段階があるとされているため、施術後の変化を焦らずに数か月単位で経過を確認していくとよいでしょう。

オンダリフトが向いている・向いていない方

オンダリフトには向いている方と向いていない方がおり、自分の状態に合っているかを事前に確認することが大切です。

向いているのは、頬まわりの脂肪でフェイスラインがもたついている方や、ほうれい線まわりに脂肪のふくらみがあるタイプの方とされています。

また、メスや糸を使わずに、ダウンタイムを最小限に抑えながら美容医療を取り入れたい方にも選ばれやすい施術といえるでしょう。

一方で、骨格由来のたるみや深く刻まれたシワが主な悩みである場合には、満足できる変化を感じにくいケースもあります。

妊娠中の方や体内にペースメーカーなどの医療機器を装着している方は施術を受けられないため、事前にカウンセリングで医師と相談しましょう。

オンダリフトの最適な間隔は?

カレンダーと時計

オンダリフトの効果をしっかり引き出すためには、適切な施術回数と間隔を意識することが大切です。

1回の施術でも変化を感じる方はいますが、継続的に複数回受けることで、より満足度の高い仕上がりが期待できるといわれています。

ここからは、推奨される施術頻度の目安に加えて、短い間隔で受ける場合の考え方について詳しく見ていきましょう。

オンダリフトの推奨回数

オンダリフトの推奨回数は、一般的に顔は3〜5回、ボディは4回程度を目安としているクリニックが多いです。

施術を重ねるごとに効果を感じやすくなるといわれているため、初回の段階で変化が小さくても過度に心配する必要はありません。

ただし「回数が多いほど良い」とは限らず、過剰な施術がより高い効果につながるわけではないので、注意しましょう。

必要な回数には個人差があるため、肌や脂肪の状態を確認したうえで、医師と相談しながら決めていくことが大切です。

オンダリフトの推奨間隔

オンダリフトの推奨間隔は、3〜4週間に1回程度のペースを目安にしているクリニックが多いです。

これは、熱刺激を受けたお肌の奥で新しいコラーゲンが作られ、その働きが最も活発になるのが施術後3〜4週間目であるためです。

細胞の活性が上がっているタイミングで次の施術を重ねると、効果がリセットされることなく上乗せされるため、より高い引き締め効果が期待できます。

このように適切な間隔を守ることで、効果を最大限に高めながら安全に次のステップへ進めるというメリットがあります。

一連の施術が終わった後は、状態を維持する目的で半年に1回ほどのメンテナンスを取り入れるケースも少なくありません。

オンダリフトは1週間間隔でも受けられる?

オンダリフトを1週間という短い間隔で受けることは、一般的に推奨されていません。

前述の通り脂肪細胞を体外へ排出するには約1か月かかるとされるため、1週間では前回の効果が十分に発揮されないうちに次の施術を行うことになります。

間隔を詰めても効果が比例して高まるわけではなく、かえって肌への負担が増える可能性も考えられるため注意が必要です。

「早く結果を出したい」という思いから頻度を上げたくなる方もいるかもしれませんが、体の代謝サイクルに合わせて受けることが結果的に近道になります。

なお、オンダリフトの持続期間については、以下の記事も併せてご参照ください。

オンダリフトの効果はいつから?持続期間や期待できる効果を解説

オンダリフトと他施術との併用について

髪をまとめている女性の顔

オンダリフトは単体でも受けられますが、他の施術と組み合わせることで、悩みに合わせた幅広いアプローチが可能です。

ここでは、ハイフ・ルメッカ・糸リフトの3つを取り上げ、それぞれの特徴と併用時のポイントを順番に紹介していきます。

オンダリフトとハイフの併用

ハイフは超音波のエネルギーを皮膚の深い部分にあるSMASという筋膜層に集中させ、リフトアップを目指す施術です。

オンダリフトが主に脂肪層と真皮層に働きかけるのに対し、ハイフはより深い土台にアプローチする点で役割が異なります。

そのため、脂肪によるもたつきはオンダリフト、深部からの引き上げはハイフといった形で、目的に応じた使い分けができます。

作用する層が違うことから、両者を組み合わせて多角的にたるみケアを行いたいと考える方にも選ばれています。

オンダリフトとルメッカの併用

ルメッカは、IPLと呼ばれる光のエネルギーを利用し、シミやそばかす、赤みなどの肌悩みにアプローチする光治療です。

メラニン色素や毛細血管に働きかけて肌のトーンを整える施術とされており、脂肪層や真皮層に作用するオンダリフトとは目的が大きく異なります。

こちらも作用する対象が重ならないため、互いの役割分担がしやすく、併用例としてよく取り入れられる組み合わせの一つです。

オンダリフトと糸リフトの併用

糸リフトは、特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ組織を物理的に引き上げることでリフトアップを目指す施術です。

熱エネルギーで脂肪や肌に働きかけるオンダリフトとは仕組みが大きく異なり、より直接的にたるみを引き上げる点が特徴といえます。

両方を取り入れることで、脂肪のもたつきと組織のたるみという異なる悩みに同時にアプローチすることが可能です。

オンダリフトと他施術を併用する順番と間隔の目安

美容クリニックのスタッフと患者さん

オンダリフトと他施術を組み合わせる際は、肌の回復具合や熱の負担を考慮し、受ける順番と間隔を決めることが大切です。

ここからは、それぞれの組み合わせで推奨される順番と間隔の目安を、具体的に確認していきましょう。

ハイフと併用する場合の順番と間隔の目安

オンダリフトとハイフを併用する場合、まずは先にオンダリフトで脂肪のボリュームを減らしてから、ハイフで引き締めを行うという順番が効果的です。

ただし、オンダリフトとハイフはアプローチする肌の層が一部重複するため、安全性を考慮して施術の間隔は2〜4週間ほど空けた方が良いといわれています。

間隔を適切に空けることで、それぞれのマシンの効果をしっかりと引き出すことができるでしょう。

マシンの出力設定や施術部位、お悩みの状態によって最適な順番や間隔は異なる場合もあるため、具体的なスケジュールは事前に医師へ確認しておくと安心です。

ルメッカと併用する場合の順番と間隔の目安

オンダリフトとルメッカを併用する場合には、1〜2週間ほど間隔を空けることが一つの目安とされています。

同日に受けると、どちらも肌に熱を加えるため負担になりやすく、トラブルを避けるためには間隔を空けるのが望ましいです。

順番としては、先にオンダリフトで脂肪や輪郭を整えてから、後日ルメッカで肌の色調を整えていく流れが一般的です。

糸リフトと併用する場合の順番と間隔の目安

オンダリフトと糸リフトの併用では、どちらを先に受けるかによって、空けるべき間隔の考え方が変わってきます。

熱を利用するオンダリフトを先に行う場合、安全面での制約は比較的少ないですが、脂肪減少が落ち着く数週間〜1か月ほどを目安に糸リフトへ進むのが好ましいとされています。

反対に糸リフトを先に受けた場合は、挿入した糸への影響を考慮し、1〜2か月ほど間隔を空けることが推奨されます。

いずれの順番でも適切なタイミングには個人差があるため、自己判断は避けて医師に相談しながら計画を立てましょう。

まとめ|オンダリフトは適切な間隔で継続することが大切

オンダリフトは、マイクロ波によって脂肪層へアプローチする作用に伴い、同時に肌の引き締め感も目指せる施術です。

期待できる効果をしっかり引き出すには、2週間〜1か月に1回の間隔で、3〜5回ほど継続することが一つの目安とされています。

脂肪細胞が体外へ排出されるサイクルを考えると、1週間など短い間隔で受けることは推奨されません。

ハイフやルメッカ、糸リフトなどと併用する際は、施術ごとに適切な間隔や順番が異なる点に注意が必要です。

自分に合った頻度や組み合わせは状態によって変わるため、まずはカウンセリングで医師に相談し、無理のない計画を立てましょう。