オンダリフトの施術を受けて脂肪を減らしても「結局元の状態に戻るのでは」と思って一歩踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、施術後の経過や、元に戻ったと感じる際に考えられる要因について、わかりやすく解説します。

疑問や不安を解消したうえでオンダリフトを受けたいという方は、ぜひ参考にしてください。

オンダリフトで破壊した脂肪は戻る?

身体の長さを測っている図

オンダリフトで破壊された脂肪が戻ることは、基本的に考えにくいとされています。

これには、施術によって脂肪細胞そのものにアプローチし、体外へと排出される仕組みが関係しています。

一般的なダイエットでは脂肪細胞のサイズが小さくなるだけですが、オンダリフトは細胞の数自体に働きかける点が大きな特徴です。

ここからは、その仕組みとリバウンドしにくい理由について順に見ていきましょう。

破壊され、体外へ排出された脂肪細胞は戻ることはない

オンダリフトは、イタリアのDEKA社が開発した「ONDA PRO(オンダプロ)」という機器を用い、特殊なマイクロ波を脂肪層に届ける施術です。

熱エネルギーを受けてダメージを負った脂肪細胞は、体内の代謝機能によって少しずつ分解され、リンパや血流を介して老廃物として体外へ排出されます。

排出された脂肪細胞自体が元に戻ることはないため、施術部位のボリュームダウンにつながると期待できるでしょう。

このプロセスはおよそ2~3か月かけて緩やかに進むと考えられているため、施術直後よりも時間の経過とともに変化を実感しやすい傾向にあります。

脂肪細胞の「数」が減るからリバウンドしにくい

人間の脂肪細胞の数は思春期頃までにほぼ決まり、その後は大きく増減しないといわれています。

食事制限や運動によるダイエットで体重が落ちるのは、脂肪細胞ひとつひとつが小さくなるためであり、生活習慣が乱れれば再び膨らみリバウンドを招きかねません。

一方、オンダリフトは脂肪細胞の数そのものを減らすアプローチとなるため、施術部位に脂肪が蓄積しにくい状態を目指せる点が魅力です。

ただし、残った脂肪細胞が肥大すれば見た目のボリューム感が戻る可能性もあるため、施術後の食生活や運動習慣にも気を配ることが大切です。

オンダリフトの効果はどのくらい持続する?

フェイスラインを触る女性

オンダリフトによる脂肪細胞の減少効果は長続きしやすいといわれていますが、効果を長く保ちたい場合には定期的な施術が推奨されています。

期待できる効果の持続時間には個人差がありますが、ここでは一般的な効果の持続時間の目安について解説していきます。

施術後すぐよりも数週間〜数か月かけて変化する傾向にある

オンダリフトの効果は、施術当日から徐々に感じられることがあり、数週間から数か月かけて段階的に変化していく傾向にあります。

これは、ダメージを受けた脂肪細胞が老廃物として体外へ排出されるまでにある程度の時間を要するためです。

また、熱の刺激を受けた肌の内側では、ハリや弾力に関わるコラーゲンが新たに作られるプロセスも進んでいくとされています。

変化のピークは施術からおよそ2〜3か月後とされており、焦らずに経過を見守ることが大切です。

オンダリフトの効果持続期間の目安

オンダリフトによる効果の持続期間は、一般的に6か月から1年程度が目安とされています。

1回の施術でも効果は期待できますが、回数を重ねることでより変化を感じやすくなる傾向が高いため、3〜5回程度を目安に定期的な施術を重ねる方法も選択肢のひとつです。

施術回数や間隔については、クリニックでのカウンセリングを通じて、自分の状態に合わせた計画を立てるとよいでしょう。

なお、オンダリフトの効果や持続期間について、詳しくは以下の記事をご参照ください。

オンダリフトの効果はいつから?持続期間や期待できる効果を解説

オンダリフトで「脂肪が戻った」と感じる原因

肩を触る女性

オンダリフトの施術後に「脂肪が戻った」と感じることには、いくつかの原因が考えられます。

排出された脂肪細胞が戻ることはないため、別の要因が見た目の変化として現れているケースが多いです。

原因を正しく理解しておくことで、施術後のケアや対策にもつながるため、それぞれの詳細を見ていきましょう。

残存している脂肪細胞が肥大化している

オンダリフトで脂肪細胞の数が減ったとしても、施術部位には一定数の脂肪細胞が残っています。

体重の増加に伴って、残った脂肪細胞ひとつひとつのサイズが大きくなれば、施術前に近いボリューム感に戻るケースも考えられます。

特に、短期間で体重が増えた場合や、施術部位に脂肪がつきやすい体質の方はその可能性が高くなるため注意が必要です。

これは「脂肪が戻る」のではなく、「残された脂肪細胞が大きくなる」ことによる変化であるという点を理解しておきましょう。

たるみや加齢による輪郭変化を「リバウンド」と誤認している

フェイスラインのもたつきや顔の輪郭の変化は、脂肪の増加ではなく、加齢による肌のたるみが原因となっているケースもあります。

年齢を重ねるにつれてコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚や皮下組織を支える力が弱まることで、頬や顎まわりが下がりやすくなります。

このような変化を「脂肪が戻った」と感じてしまう方もいますが、実際にはリバウンドではなく、たるみによる別の現象である可能性があります。

気になる場合は、リフトアップを目的とした他施術との併用を検討するのもひとつの方法です。

オンダリフトでリバウンドを防ぐためのポイント

サラダを食べる女性

オンダリフトの効果をより長く保つためには、施術後の過ごし方が大きく関わってきます。

脂肪細胞の数自体が戻ることはなくても、日々の習慣によっては「リバウンドをした」と感じる場合もあるため、注意すべきことがいくつかあります。

ただし、特別なケアが必要なわけではなく、無理なく続けられる工夫を取り入れることが大切です。

ここからは、施術後に意識したい3つのポイントについて具体的にご紹介します。

暴飲暴食を避けて生活習慣を整える

施術後の状態を保つうえで、まず意識したいのが食事の内容と量のコントロールです。

高カロリー・高脂質の食事が続いたり、深夜の食事が習慣化したりすると、残った脂肪細胞が大きくなることで、施術前のようなボリューム感に戻る原因となり得ます。

野菜やたんぱく質を中心としたバランスのよい食事を心がけ、決まった時間に食事をとることで、体内のリズムも整いやすくなります。

また、睡眠不足やストレスも食欲のコントロールに影響を与えるため、十分な休息を取ることも忘れないようにしましょう。

適度な運動や代謝ケアを取り入れる

オンダリフトで分解された脂肪は、リンパや血流を通じて体外へ排出されるため、血の巡りを良くすることが効果の実感につながります。

ウォーキングやストレッチといった軽い運動を週に数回取り入れるだけでも、筋肉量が維持されることで、代謝の維持に役立ちます。

さらに、湯船にゆっくり浸かる入浴習慣や、こまめな水分補給も老廃物の排出をサポートする要素です。

体に負担がかかるような激しい運動は必要ないので、自分の生活に取り入れやすい方法から始めてみましょう。

医師の推奨ペースで施術を受ける

オンダリフトは1回でも変化を感じられることがありますが、複数回の施術を繰り返し、脂肪細胞へのアプローチを段階的に行うことで変化を感じやすい施術です。

推奨される回数や間隔を守らずに途中で中断してしまうと、十分にアプローチできる前に終了となり、後から変化を感じにくくなるケースもあります。

脂肪細胞の数が減った状態を維持することで、施術前に近いシルエットに戻る可能性を減らせます。

施術計画は体質や部位によって異なるため、医師と相談しながら無理のないペースで進めていくことが大切です。

オンダリフトとハイフの違い|脂肪へのアプローチ方法を比較

フェイスラインを触る女性

美容医療のなかでも、切らない小顔施術として比較されやすいのがオンダリフトとハイフです。

どちらも肌に熱エネルギーを届ける施術ですが、使用する技術やアプローチする層、目的とする効果には違いがあります。

自分の悩みに合った施術を選ぶためには、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

ここからは、両者の違いを3つの視点から比較しながら解説していきます。

オンダリフトは脂肪層に熱を届けやすい

オンダリフトは特殊なマイクロ波を用いて、皮膚の深部にある脂肪層へ選択的に熱を届ける施術とされています。

皮膚表面は冷却機能によって保護されるため、深部までしっかりとアプローチしながらも、痛みや肌へのダメージを抑えやすい仕組みとなっています。

脂肪細胞そのものに働きかけるため、頬や顎下、二の腕など脂肪によるボリュームが気になる部位に向いています。

小顔を目的としたケアや部分的なボリュームダウンを目指したい方に選ばれやすい施術です。

ハイフはたるみ改善を目的とした施術

ハイフ(HIFU)は高密度焦点式超音波と呼ばれる技術を使い、肌の土台となるSMAS筋膜層に熱エネルギーを届ける施術です。

SMAS層を引き締めることで、フェイスラインのもたつきや皮膚のたるみへのアプローチを目的としています。

脂肪を減らすというよりも、皮膚や筋膜の引き締めによってリフトアップを目指す施術のため、加齢によるたるみや輪郭のぼやけが気になる方に選ばれることが多いです。

脂肪量や悩みに合わせて施術選びが重要

オンダリフトとハイフは、それぞれ得意とするアプローチが異なるため、悩みの内容によって適した施術が変わってきます。

脂肪によるふくらみが気になる方にはオンダリフト、皮膚のたるみが主な悩みであればハイフが向いているといえるでしょう。

また、両方の悩みを併せ持つ場合は、医師の判断のもとで併用することで多角的なアプローチを目指せるケースもあります。

まとめ|オンダリフトで破壊した脂肪は戻る?

オンダリフトは脂肪細胞そのものに働きかけ、体外へ排出する仕組みを持つ施術であるため、破壊された脂肪が戻ることは基本的に考えにくいとされています。

ただし、残った脂肪細胞が肥大化することで「脂肪が戻った」と感じるケースもあるため、施術後の生活習慣を整えることが大切です。

ハイフなど他の施術と比較しながら、自分の悩みに合ったアプローチを選ぶことで、より満足度の高い結果が期待できます。

不安な点や疑問がある方は、まずは信頼できるクリニックでカウンセリングを受け、医師に相談してみてはいかがでしょうか。