ムダ毛の自己処理から解放されたいと考えている方にとって、医療脱毛は非常に魅力的な選択肢です。 医療脱毛は、毛穴にあるムダ毛の発毛組織を破壊することで、半永久的な脱毛効果が得られる方法として知られています。
美容サロンで受けられる光脱毛とは違い、医療脱毛は医療機関でしか受けられない施術です。 光脱毛では毛根にダメージを与えるだけですが、医療脱毛では毛根そのものを破壊するため、永久的な脱毛効果が期待できるのです。
しかし、医療脱毛を受けたからといって、本当に二度と毛が生えてこないのでしょうか。 また、医療脱毛を受ける際に知っておくべき注意点はあるのでしょうか。
本記事では、医療脱毛の仕組みや永久脱毛の理由、脱毛後に毛が生えてくる原因などについて詳しく解説します。 医療脱毛を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。 きっと不安や疑問が解消されるはずです。
LIGHT CLINIC 総合監修医
吹田 真一
国立循環器病研究センター勤務を経てLIGHT CLINICを開業。
CONTENTS
医療脱毛が永久脱毛になる仕組み
医療脱毛が永久脱毛と呼ばれる理由は、毛を生やす毛乳頭や毛母細胞などの発毛組織を破壊できるからです。
医療脱毛で使われるレーザーは、黒い色に反応して熱を発します。
この熱によって毛根部分が高温になり、毛を作り出す組織が破壊されるのです。
一方、医療機関以外の脱毛サロンなどで行われる光脱毛は、医療脱毛ほど強力な光を照射できないため、発毛組織の破壊までは至りません。
そのため、光脱毛では永久的な脱毛効果は得られないのです。
レーザー脱毛で発毛組織を破壊する方法
医療レーザー脱毛には、熱破壊式(ショット式)と蓄熱式の2種類の方式があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
熱破壊式(ショット式)
熱破壊式(ショット式)のレーザー脱毛は、毛根に直接高出力のレーザーを照射し、一気に発毛組織を破壊する方法です。
黒い色に反応するレーザー光が毛根のメラニン色素に吸収され、熱を発します。
この熱によって毛乳頭や毛母細胞などの発毛組織が破壊されるため、毛が生えてこなくなるのです。
熱破壊式は蓄熱式に比べて、短期間で高い脱毛効果が得られるのが特徴です。
蓄熱式
蓄熱式のレーザー脱毛は、低出力のレーザーを連続して照射し、徐々に毛根部分の温度を上げていく方法です。
熱破壊式ほど一気に高温にはなりませんが、徐々に熱を加えることで発毛組織を破壊していきます。
蓄熱式は、痛みが少ないことが特徴です。
また、照射回数を重ねることで徐々に発毛組織が破壊されていくため、自然な仕上がりが期待できます。
永久脱毛の要、毛周期について
医療レーザー脱毛が永久脱毛になるためには、毛周期に合わせた施術が不可欠です。
毛周期とは、毛が成長期、退行期、休止期を繰り返すサイクルのことを指します。
レーザー脱毛で狙うのは、毛が活発に成長している成長期の毛です。
成長期の毛は、毛乳頭とつながっているため、レーザーの熱が毛乳頭まで届きやすいのです。
そのため、成長期の毛にレーザーを照射することで、効率的に発毛組織を破壊することができます。
ただし、全身の毛が同時に成長期に入っているわけではありません。
部位によって毛周期は異なるため、部位ごとに最適な施術間隔を空けて、成長期の毛をしっかりと狙っていく必要があるのです。
脱毛サロンの光脱毛は永久脱毛ではない
最後に、医療機関以外の脱毛サロンなどで行われている光脱毛についても触れておきましょう。
光脱毛は、IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる強力な光を毛根に照射する方法です。
医療レーザー脱毛と同様に、光のエネルギーが毛根部分の黒い色に吸収され、熱を発します。
しかし、光脱毛で使用される光は医療レーザーほど強力ではありません。
そのため、光脱毛では発毛組織を完全に破壊することはできず、永久的な脱毛効果は望めないのです。
光脱毛を繰り返し行うことで、毛が細くなったり、生えるスピードが遅くなったりする効果は期待できますが、いずれ元の状態に戻ってしまう可能性が高いです。
永久脱毛を希望する場合は、医療レーザー脱毛を選ぶのがおすすめです。
医療脱毛完了後に毛が生えてくる原因
医療脱毛は永久脱毛と呼ばれていますが、完了後に毛が生えてくるケースがあるのも事実です。
せっかく脱毛したのに、なぜ毛が生えてくるのでしょうか。
ここでは、医療脱毛完了後に毛が生えてくる主な原因について解説します。
脱毛時に休止期に入っていた毛が生えてきた
医療レーザー脱毛は、成長期にある毛に対して行うのが最も効果的です。
成長期の毛は、毛乳頭とつながっているため、レーザーの熱が発毛組織まで届きやすいからです。
しかし、脱毛時に休止期だった毛は、レーザーの熱が届きません。
休止期の毛は、いったん抜け落ちた後、また新しい毛が生えてくるサイクルに入ります。
そのため、脱毛完了後に、休止期だった毛が成長期に入り、新しい毛として生えてくることがあるのです。
ただし、これは一時的な現象であり、医療脱毛を継続することで、休止期の毛にもレーザーを照射し、発毛組織を破壊していくことができます。
産後などのホルモンバランスの変化
女性の場合、出産や更年期などのライフステージの変化に伴い、ホルモンバランスが大きく変化することがあります。
ホルモンバランスの変化は、毛の成長サイクルにも影響を与えます。
特に、男性ホルモンであるテストステロンの分泌が増えると、毛が太くなったり、濃くなったりすることがあります。
産後の女性は、出産前に脱毛を完了していても、ホルモンバランスの変化によって、新しい毛が生えてくることがあるのです。
ただし、ホルモンバランスが落ち着けば、毛の成長も落ち着いてきます。
産後の脱毛再開は、ホルモンバランスが安定してからがおすすめです。
クリニック側の照射漏れ
医療レーザー脱毛は、熟練した医師や看護師によって行われますが、人的ミスが起こる可能性はゼロではありません。
照射漏れが起こると、毛根部分にレーザーが当たらず、発毛組織が破壊されない部分が残ってしまいます。
照射漏れが起こった部分は、脱毛完了後も毛が生えてくる可能性が高くなります。
照射漏れを防ぐためには、脱毛施術前に十分な剃毛を行い、照射部位を明確にすることが重要です。
また、脱毛完了後も、毛が生えてくる部分がないか自分でチェックし、クリニックに相談することをおすすめします。
良心的なクリニックであれば、照射漏れがあった場合、無償で再照射を行ってくれるはずです。
医療脱毛で永久脱毛するために知っておくこと
医療脱毛は永久脱毛を実現できる魅力的な施術ですが、その効果を最大限に発揮するためには、いくつかの点に注意する必要があります。
ここでは、医療脱毛で永久脱毛を達成するために知っておくべきポイントについて詳しく解説します。
医療脱毛の施術回数と費用
医療脱毛は、黒い色に反応するレーザーを照射することで、毛乳頭や毛母細胞などの発毛組織を破壊し、永久的な脱毛効果を得ることができます。
ただし、一度の施術ですべての毛を脱毛することはできません。
毛には成長期、退行期、休止期の3つの周期があり、レーザーが効果を発揮するのは成長期の毛だけだからです。
そのため、医療脱毛では、毛周期に合わせて複数回の施術を行う必要があります。
施術回数は、脱毛する部位や個人差によって異なりますが、おおむね5~8回程度が一般的です。
また、医療脱毛は保険適用外の自由診療であるため、施術費用は全額自己負担となります。
費用は部位や施術回数によって異なりますが、全身脱毛の場合、トータルで30万円~50万円程度かかるのが相場です。
医療脱毛は決して安い施術ではありませんが、永久脱毛を実現できる確実な方法であることを考えると、長期的には費用対効果の高い施術だと言えるでしょう。
医療脱毛前後の注意点
医療脱毛を受ける際には、施術前後にいくつかの注意点があります。
ここでは、特に重要な3つの注意点について解説します。
生理中はVIO脱毛ができない
VIO(デリケートゾーン)の医療脱毛は、生理中に行うことができません。
生理中は、ホルモンバランスの変化により肌が敏感になっているため、レーザー照射によって肌トラブルが起こるリスクが高くなるからです。
また、衛生面の観点からも、生理中のVIO脱毛は避けるべきでしょう。
VIO脱毛を予定している場合は、生理周期を考慮して施術日を調整することが大切です。
脱毛前後は毛抜きNG
医療脱毛の前後には、自己処理として毛抜きを使うことは避けましょう。
毛抜きで毛を抜くと、毛穴に炎症を起こすリスクが高くなります。
炎症を起こした状態でレーザー照射を行うと、肌トラブルにつながる恐れがあります。
また、毛抜きで抜いた毛は、一時的に成長が止まるため、レーザー脱毛の効果が得られにくくなります。
脱毛前の自己処理は、毛抜きではなく、電気シェーバーやカミソリなどで行うようにしましょう。
脱毛後は日焼け・乾燥に注意
レーザー脱毛後の肌は、日焼けや乾燥に弱くなっています。
施術後は、日焼け止めを塗るなどして、紫外線対策を徹底することが大切です。
また、脱毛部位は乾燥しやすくなるため、保湿ケアを怠らないようにしましょう。
刺激の少ない化粧水やクリームを使って、肌を潤いで守ることが肝心です。
日焼けや乾燥は、色素沈着や肌荒れなどの肌トラブルを引き起こす原因になるため、脱毛後のアフターケアは慎重に行う必要があります。
カウンセリングを受けることをおすすめ
医療脱毛は、一人ひとりの肌質や毛質、脱毛部位によって、最適な施術方法が異なります。
医療脱毛を検討している方は、まずはクリニックでカウンセリングを受けることをおすすめします。
カウンセリングでは、医師や看護師から、自分に合った脱毛プランや注意点について詳しく説明してもらえます。
また、施術前に不安や疑問を解消することで、安心して医療脱毛に臨むことができるでしょう。
カウンセリングは無料で受けられるクリニックが多いので、気軽に相談してみましょう。
医療脱毛は、永久脱毛を実現できる魅力的な施術ですが、正しい知識を持って臨むことが大切です。
本記事で紹介したポイントを押さえておけば、医療脱毛をより効果的に、安全に受けることができるはずです。
医療脱毛はライトクリニックにお任せください
医療脱毛で永久脱毛を目指すなら、ライトクリニックがおすすめです。
ライトクリニックは、名古屋、大阪、新宿に院を構える医療ダイエット専門クリニックです。
脱毛だけでなく、ダイエットやアンチエイジングなど、トータルビューティーをサポートしてくれるのが特徴です。
ライトクリニックの医療脱毛は、熟練の医師が最新の医療機器を使って行います。
カウンセリングでは、一人ひとりの肌質や毛質、脱毛部位に合わせた最適な施術プランを提案してくれます。
また、施術前後のアフターケアにも力を入れているため、安心して脱毛に臨むことができるでしょう。
永久脱毛を目指すなら、医療機関で施術を受けることが大切ですが、その中でもライトクリニックは、技術力、サポート体制、アフターケアの充実度などから、おすすめのクリニックだと言えます。
医療脱毛は、自己処理から解放される喜びを実感できる施術です。
ぜひライトクリニックで、ツルツルの素肌を手に入れてみてください。
まとめ
本記事では、医療脱毛で永久に毛が生えてこない理由と注意点について詳しく解説しました。
医療脱毛が永久脱毛を実現できるのは、レーザーの熱によって毛乳頭や毛母細胞などの発毛組織を破壊できるからです。
ただし、一度の施術ですべての毛を脱毛することはできないため、複数回の施術が必要になります。
また、脱毛完了後に毛が生えてくる場合もありますが、その原因としては、脱毛時に休止期だった毛が成長期に入ったことや、ホルモンバランスの変化、照射漏れなどが考えられます。
医療脱毛で満足のいく効果を得るためには、施術回数や費用、脱毛前後の注意点などを理解しておくことが大切です。
特に、生理中のVIO脱毛は避ける、脱毛前は毛抜きを使わない、脱毛後は日焼けや乾燥に気をつけるなどの点に注意が必要です。
医療脱毛は、永久脱毛を実現できる確実な方法ですが、クリニック選びは慎重に行いましょう。
カウンセリングを受けて、自分に合った脱毛プランを提案してくれるクリニックを選ぶのがおすすめです。
本記事で紹介したライトクリニックは、医療脱毛に力を入れているクリニックの一つです。
ぜひ参考にしてみてください。
医療脱毛で、ツルツルの素肌を手に入れられる喜びを、ぜひ実感してみてくださいね。