監修者

LIGHT CLINIC 総合監修医

吹田 真一

国立循環器病研究センター勤務を経てLIGHT CLINICを開業。

糸リフトは20代に必要?小顔整形の選び方

20代で小顔整形を検討している方からのお悩み

20代で小顔を目指したい、でもどの施術が自分に合っているのかわからない。そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。

実際に、クリニックでも以下のようなご相談をよくいただきます。

「顔痩せしたくてジムに通ったり小顔マッサージを受けたのですが、いまいち効果がありませんでした。最近では美容整形も検討しているのですが、種類が多すぎてどれが必要か分かりません。何が良いのでしょうか?」

確かに、小顔整形には脂肪吸引、ボトックス注射、糸リフトなど様々な種類があり、自分に最適なものを選ぶのは難しいですよね。

そこで、このブログでは20代の方に適した小顔整形の選び方について詳しくご紹介していきます。

年齢によって必要な施術に違いがある

まず知っておきたいのが、年齢によって必要な小顔整形に違いがあるということです。

10代から20代の若い方への不要な施術を勧めるケースが増えており、美容医療トラブルも後を絶ちません。

そのため、自分の肌の状態や悩みに合わせて本当に必要な施術を見極めることが大切です。

ここからは、20代の方におすすめの代表的な小顔整形についてみていきましょう。

脂肪吸引

脂肪吸引は、顔についた脂肪を直接取り除く施術です。

脂肪細胞ごと除去するため、リバウンドしにくいのが特徴。とくに気になるのは以下の部位ですね。

– 頬
– 顎下
– エラ

脂肪吸引により、スッキリとしたフェイスラインを手に入れることができます。

ボトックス注射

ボトックス注射は、筋肉の動きを抑制して表情ジワを改善する施術です。

注射による施術のため、ダウンタイムが少ないのが嬉しいポイント。20代におすすめの部位は以下の通りです。

 
部位 効果
こめかみ えら張りの改善
目尻 目尻のシワ改善
眉間 眉間のシワ改善

ボトックス注射により、若々しい印象を取り戻せます。

以上、20代に適した小顔整形についてご紹介しました。自分の悩みに合わせて、最適な施術を選んでくださいね。

また、施術の効果には個人差があります。事前のカウンセリングで、医師とよく相談して治療計画を立てることが大切ですよ。

エラボトックス

エラボトックスは、エラが張る原因となっている咬筋にボトックス注射をする施術です。

注射により筋肉を萎縮させることで、エラ張りを改善し小顔効果が期待できます。

施術時間は5~10分程度と短く、ダウンタイムも腫れや内出血など数日で改善するため、気軽に受けられるのが魅力ですね。

定期的に繰り返し行うことで、徐々に注射量を減らせるのも嬉しいポイントです。

あごのヒアルロン酸注射

あごのヒアルロン酸注射は、あご先にヒアルロン酸を注入し、シャープなフェイスラインを作る施術です。

エラボトックスと組み合わせることで、より効果的に小顔を目指せます。

注射による施術のため、ダウンタイムは内出血や腫れなど2~3日程度。10分ほどで終わる手軽さも魅力ですね。

ヒアルロン酸の持続期間は約1年ほどなので、定期的なメンテナンスを忘れずに。

20代におすすめの小顔整形は脂肪吸引+ボトックス注射

当院での小顔整形の患者様は、20代の方が約8割を占めています。

その多くは、脂肪吸引とボトックス注射の組み合わせで理想の小顔を手に入れています。

とくにエラが張っている方は、ボトックス注射を併用することで脂肪と筋肉の両方にアプローチできるのがポイント。

より引き締まった美しいフェイスラインを目指せます。

将来老ける?20代におすすめしない脂肪吸引箇所

一方で、20代の方に脂肪吸引をおすすめしない部位もあります。

それが、バッカルファットメーラーファットです。

これらの部位の脂肪を取りすぎてしまうと、将来的に顔がこけたりたるみの原因になる可能性も。

とくに脂肪吸引の経験が浅い医師の場合、過剰に脂肪を取ってしまうリスクがあるので注意が必要ですね。

ほとんどの方は、頬と顎下の脂肪吸引のみで十分小顔効果を感じられます。

過剰な施術は避け、自分に本当に必要な脂肪吸引箇所を見極めることが大切です。

20代で糸リフトをするメリットと効果

糸リフトは、たるみ治療の代表的な施術ですが、20代から始めることで様々なメリットが期待できます。

若いうちから糸リフトを取り入れることで、将来の美しさを手に入れられるかもしれません。

ここからは、20代で糸リフトをする5つのメリットについて詳しくみていきましょう。

たるみ改善・予防効果

糸リフトは、皮膚の下にコグ(とげ)のついた糸を挿入し、たるみを引き上げる施術です。

20代でも、ほうれい線が気になり始める方は少なくありません。

糸リフトを受けることで、若いうちから目立ち始めたほうれい線を改善し、フェイスラインをスッキリさせられます。

さらに、たるみの予防にもつながるため、将来の美しさを手に入れることができるでしょう。

肌質改善効果

年齢に関係ないシャープなフェイスラインのイメージ画像

糸リフトには、たるみ改善効果だけでなく美肌効果も期待できます。

糸を挿入することで、施術部位にコラーゲンやエラスチンが生成され、肌にハリと弾力が生まれます。

また、毛穴の開きや乾燥肌の改善にも効果を発揮。

ツヤのある美肌を手に入れたい方にもおすすめの施術と言えますね。

小顔効果

糸リフトには、顔の脂肪を引き上げる効果もあります。

これにより、フェイスラインが整い小顔効果が期待できます。

ただし、脂肪のつき方によっては、糸リフトだけでは十分な効果が得られない場合も。

そんな時は、脂肪吸引やボトックス注射などを組み合わせることで、理想の小顔を目指せます。

ダウンタイムが短い

糸リフトは、ダウンタイムの短さも大きな魅力です。

切らないたるみ治療のため、腫れや内出血などのダウンタイムが少なく、すぐに日常生活に戻れます。

忙しい20代の方でも、仕事や学校に支障をきたすことなく施術を受けられるでしょう。

コストが比較的安い

糸リフトの費用は、使用する糸の種類や本数によって異なります。

とはいえ、20代のうちは糸の本数を少なく済ませられるため、費用を抑えることができます。

また、たるみの予防にもつながるため、将来的な美容医療費の節約にもなりますよ。

継続的にメンテナンスすることで、より効果的に若々しさをキープできるでしょう。

以上、20代で糸リフトを受けるメリットについてご紹介しました。

若いうちから美容医療に取り組むことで、将来の自分に投資することができます。

ぜひ、自分に合った最適な施術を見つけてくださいね。

20代におすすめの糸リフトの本数

20代で糸リフトを受ける方の中には、どのくらいの本数が必要なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

糸リフトの本数は、たるみの度合いや施術範囲によって異なります。

ここでは、20代の方におすすめの糸リフトの本数について、部位別に解説していきます。

フェイスラインのたるみに対するおすすめ本数

フェイスラインのたるみが気になる方におすすめなのが、6本~8本の糸リフトです。

頬や顎下の脂肪が下がってきている場合、この本数で効果的にリフトアップできます。

挿入する糸の種類によっても効果は変わってきますが、VXIL6本やテスリフト6本など、ある程度の本数が必要になるでしょう。

20代のうちは、フェイスラインのたるみを予防する意味でも、しっかりとした本数を入れることがポイントです。

ほうれい線や中顔面のたるみに対するおすすめ本数

一方、ほうれい線や目の下のたるみなど、中顔面の施術では4本程度の糸リフトがおすすめです。

中顔面は表情筋が動く部位のため、あまり多くの糸を入れすぎるとかえって不自然な仕上がりになってしまう可能性があります。

また、ほうれい線は比較的たるみが戻りやすい部位でもあるため、ヒアルロン酸注射などを組み合わせるのも効果的です。

 
施術部位 おすすめ本数
フェイスライン 6本〜8本
ほうれい線・中顔面 4本程度

ただし、これはあくまで目安です。

実際の本数は、医師による診察やカウンセリングを経て決めていくことが大切ですよ。

自分の肌の状態に合わせて、最適な本数の糸リフトを受けることで、理想の若々しさを手に入れましょう。

20代の糸リフトの注意点

20代で糸リフトを受ける際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

せっかく施術を受けるなら、効果的に若々しさを手に入れたいですよね。

ここでは、20代の方が糸リフトを受ける際の4つの注意点について詳しく解説します。

医師の技術の重要性

糸リフトの効果を左右するのは、施術を行う医師の技術力です。

糸を挿入する位置や角度、深さなどによって、仕上がりは大きく変わります。

そのため、糸リフトに精通した経験豊富な医師を選ぶことが非常に重要。

– 糸リフトの症例数が多い
– 解剖学的知識が豊富
– カウンセリングが丁寧
– アフターケアが充実している

上記のような点に注目して、信頼できる医師を探すことが大切ですよ。

使用する糸の素材や種類

糸リフトの効果や持続期間は、使用する糸の素材や種類によっても異なります。

代表的な糸の種類としては、以下のようなものがあります。

 
糸の種類 特徴
ポリジオキサノン(PDO)糸 最も一般的。細い糸で挿入しやすい
ポリカプロラクトン(PCL)糸 太めの糸。持続期間が長い
ポリエチレン糸 持続期間が長い

自分の肌質やたるみの状態に合わせて、最適な糸を選択することが重要です。

医師とよく相談して、自分に合った糸を使用するようにしましょう。

糸リフトだけでは改善が難しい部位もある

糸リフトは万能な施術ではありません。

部位によっては、糸リフトだけでは十分な効果が得られないこともあります。

特に、脂肪が多い部位や骨格的な問題がある場合は、糸リフトの効果が限定的になることも。

そのような部位には、脂肪溶解注射やヒアルロン酸注射、ボトックス注射などを組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。

糸リフトの特性をよく理解し、必要に応じて他の施術を組み合わせることが大切ですね。

継続治療の必要性

糸リフトの効果は、半永久的に持続するわけではありません。

多くの場合、施術後3ヶ月~1年程度で徐々に効果が弱まっていきます。

そのため、継続的に施術を受けることで、若々しさを維持することが重要。

– 半年~1年に1回のペースで施術を受ける
– 日頃からスキンケアを丁寧に行う
– 紫外線対策を怠らない
– バランスの取れた食事を心がける

継続的なケアを行うことで、糸リフトの効果をより長く実感できるでしょう。

以上、20代の糸リフトの注意点についてご紹介しました。

医師選びから、使用する糸や継続治療の必要性など、しっかりとポイントを抑えて施術に臨むことが大切ですよ。

自分に合った最適な糸リフトを見つけて、若々しい美しさを手に入れましょう。

まとめ

20代からの糸リフトは、若々しさを維持するための有効な手段です。

小顔効果やたるみ予防、肌質改善など、様々なメリットが期待できます。

一方で、医師選びや使用する糸の種類など、いくつか注意すべきポイントもあります。

自分の肌の状態をしっかりと把握した上で、信頼できる医師とよく相談することが大切ですね。

また、糸リフトの効果を長く維持するには、継続的なケアが欠かせません。

定期的なメンテナンスに加え、日頃の生活習慣にも気を配ることが重要です。

– バランスの取れた食事を心がける
– 適度な運動を取り入れる
– 質の良い睡眠を確保する
– ストレス管理を怠らない

内側からの健康美を保ちつつ、外側からのアプローチとして糸リフトを取り入れることで、トータル的な若々しさを手に入れられるでしょう。

20代という年齢は、将来の美しさを左右する大切な時期です。

糸リフトを上手に活用して、理想の自分を目指してみてはいかがでしょうか。

最後に、糸リフトに限らず美容医療はリスクも伴う行為であることを忘れないようにしましょう。

施術の副作用や合併症について、事前にしっかりと理解しておくことが何よりも大切です。

自分の肌に合った最適な施術を見つけて、賢く美しくなっていきましょう。